過去ログ - ほむら「幸せに満ち足りた、世界」2(まど☆マギ×禁書)
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18:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2015/07/26(日) 16:05:08.25 ID:3MMHOZRs0

「ええ、学校だけですね。
ワルプルギスの時に色々スケジュールが狂った上に怪我までしちゃって、
それでもコンサートには参加するとかで放課後は全然。
発表会の前とか今に始まった事でもないですけど」

「流石、古女房の貫録って奴?」
「だーれが古女房だよ」

毎度の如く、ぐるぐる回りながらじゃれ合うさやかと杏子、
それに困惑するまどかをほむらとマミは微笑ましく眺める。

「んな事言ってー、実はどっかでお嬢が独り占めーとか」
「ないない、仁美とはここんとこしょっちゅう、
たまにはあたしらと付き合え恭介ーって焼け食いするのがマイブームだし、ね、まどか」
「う、うん、ウェヒヒヒ………」

「じゃあどっかで可愛い女の子と秘密のレッスンでしたー、とか?」
「もっと無い、あのヴァイオリン馬鹿にそんな器用な真似できないって」
「そうねー」

杏子をいなしてカラカラ笑うさやかの側で、ほむらが人差し指を顎に立てて上を向く。

「そんな上条君なら、
そうね、どこかで髪の長いピアノの上手な美人のお姉さまとお知り合いにでもなってるとか」
「おっ、流石女子校、生々しいねぇ」
「………余裕ね、美樹さやか………」
「素晴らしい信頼関係ね」

半ば呆れたほむらの側で、マミが本格的に賞賛する。

「ま、意地悪はこの辺にしときましょ、馬鹿馬鹿しい」

一つ嘆息して、ほむらが言葉と共に黒髪を払う。

「まあね、流石にこれ以上言われると明日屋上、って感じだからね。
正直結構応えてるしさ」
「悪かったわ」
「じゃあ、うちに寄ってく?女子会って事で」
「はいっ」

かくて今夜も気心の知れた女子会ティータイム。


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