過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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335:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:13:17.77 ID:RYx/9kaJo
「予定?まだ押さえていないの?」

「この後やるつもりだよ。あまり先に枠組みだけ決めてしまうと視野を狭めてしまうからね」

「……そ、そうね。でも早急にやらないと。場所がないと中身を決めてもどうにもならないわ」
以下略



336:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:14:20.82 ID:RYx/9kaJo
木を見て森を見ずというのはあるが、森を見て木を見ずというのはなかなか珍しい。

こいつの場合、森よりもさらに大きく日本地図を見てるんじゃないかってぐらいな気もするが。

「そうだね。その辺りのコンセンサスを得てから中身についてブレストしていこう」
以下略



337:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:15:26.03 ID:RYx/9kaJo
こいつの素は間違いなくあっちだ。そうわかっていても、その変わり身の早さには超ビビる。むしろ怖くなる。

「ヒッキー、何言ってるかわかる?」

反対側から囁くような声が聞こえてきたので顔を向けると、由比ヶ浜が困惑したような表情を浮かべていた。
以下略



338:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:18:45.55 ID:RYx/9kaJo
以前にも言って、伝わっているかはわからないのが情けないけど、由比ヶ浜が役に立っていないとかそんな訳がない。

お前は俺たちにないものを、眩しすぎるものをたくさん持っているんだから。

「別にわからん言葉は流してもいいと思うぞ。大したこと言ってるわけじゃねぇから。話の流れがわかれば十分だ」
以下略



339:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:19:44.86 ID:RYx/9kaJo
「一色さん、ちょっと」

「……はい?」

呼ばれるとは思っていなかったのだろう、雪ノ下に呼ばれた一色が一瞬の間を置いて気の抜けた返事をする。
以下略



340:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:21:18.43 ID:RYx/9kaJo
前提が曖昧なままで中身を決めようとするあたり、中身に合わせて前提ごとひっくり返してきそうな気配が。

「わかった。一色がんばれ」

「えー、手書きとか超面倒なんですけど……。ノーパソないんですかー?」
以下略



341:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:21:44.77 ID:RYx/9kaJo
休憩
まだ投下続きます


342:名無しNIPPER[sage]
2015/07/30(木) 22:24:00.88 ID:lMkzDFlzo
乙です


343:名無しNIPPER[sage]
2015/07/30(木) 22:25:06.80 ID:xxVzrn6co



344:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:36:44.03 ID:RYx/9kaJo


「疲れましたー……」

「疲れたねー……」
以下略



345:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:37:43.06 ID:RYx/9kaJo
雪ノ下と玉縄、あと向こうの数人の会話だけでいろいろな方針の決定が成されていった。

だがそれは悪いこととは思わない。トップ同士の会話で方向性が決まるのであればむしろ良いことだ。

大まかな部分の決定に下っぱの意見を取り入れるとキリがないし、そんな必要性はどこにもない。
以下略



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