過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
↓ 1- 覧 板 20
337:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:15:26.03 ID:RYx/9kaJo
こいつの素は間違いなくあっちだ。そうわかっていても、その変わり身の早さには超ビビる。むしろ怖くなる。
「ヒッキー、何言ってるかわかる?」
反対側から囁くような声が聞こえてきたので顔を向けると、由比ヶ浜が困惑したような表情を浮かべていた。
338:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:18:45.55 ID:RYx/9kaJo
以前にも言って、伝わっているかはわからないのが情けないけど、由比ヶ浜が役に立っていないとかそんな訳がない。
お前は俺たちにないものを、眩しすぎるものをたくさん持っているんだから。
「別にわからん言葉は流してもいいと思うぞ。大したこと言ってるわけじゃねぇから。話の流れがわかれば十分だ」
339:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:19:44.86 ID:RYx/9kaJo
「一色さん、ちょっと」
「……はい?」
呼ばれるとは思っていなかったのだろう、雪ノ下に呼ばれた一色が一瞬の間を置いて気の抜けた返事をする。
340:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:21:18.43 ID:RYx/9kaJo
前提が曖昧なままで中身を決めようとするあたり、中身に合わせて前提ごとひっくり返してきそうな気配が。
「わかった。一色がんばれ」
「えー、手書きとか超面倒なんですけど……。ノーパソないんですかー?」
341:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:21:44.77 ID:RYx/9kaJo
休憩
まだ投下続きます
342:名無しNIPPER[sage]
2015/07/30(木) 22:24:00.88 ID:lMkzDFlzo
乙です
343:名無しNIPPER[sage]
2015/07/30(木) 22:25:06.80 ID:xxVzrn6co
乙
344:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:36:44.03 ID:RYx/9kaJo
「疲れましたー……」
「疲れたねー……」
345:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:37:43.06 ID:RYx/9kaJo
雪ノ下と玉縄、あと向こうの数人の会話だけでいろいろな方針の決定が成されていった。
だがそれは悪いこととは思わない。トップ同士の会話で方向性が決まるのであればむしろ良いことだ。
大まかな部分の決定に下っぱの意見を取り入れるとキリがないし、そんな必要性はどこにもない。
346:名無しNIPPER[sage sage]
2015/07/30(木) 22:39:14.36 ID:RYx/9kaJo
とりあえず、肝心の企画案を考える前に決めるべきこと、来場対象者やら会場のキャパ、日程、スケジュール感なんかはざっと把握できたと言ってもいい。それに伴い、これから連絡や調整しなければならないことも見えてきた。
これ雪ノ下だからここまですんなり決まったんじゃねぇの?
他のやつだったら向こうに飲み込まれて、重要なことを無視してそのまま中身の議論に入ってたんじゃなかろうか。
958Res/569.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。