過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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506:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/17(月) 06:14:01.74 ID:bDJjjpJNo
クラスでの味方は俺だけという状態が長く続いていたが、やがて女子の中から勇気のある子が一人、彼女に手を差し伸べた。

その子は雪乃ちゃんと俺の、大切な友達になった。

昔から一緒にいる俺以外の味方ができたことで、彼女は笑顔を徐々に取り戻していった。

俺が彼女を助けることはできなかったが、そんなことはどうでもよくなるほどに嬉しかったことをよく覚えている。

だがここで予想外のことが起きる。雪乃ちゃんに向かっていた悪意が、手を差し伸べてくれたその子に向かったのだ。

彼女はそこで初めて、責任を内に求めるのをやめ、敵意を外に向けた。勇気を持って手を差し伸べてくれた友人を守ろうと必死だった。俺は無謀にも、相変わらず調和によってそれを止めようとしていた。


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