過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
1- 20
648:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/06(日) 16:46:32.49 ID:Sv+8YbD5o
「いえ、それなら私も一緒に……」

「いいんだ、まずは俺だけで。すぐだから待ってて」

言うや否や、葉山は一人で玉縄のところへ行ってしまった。

玉縄はイライラしているのか立腹しているのか、息をふーふーと真上に吹き掛けているせいで定期的に前髪が逆立ち、激昂したサイヤ人みたいになっている。

「比企谷君……また、迷惑かけちゃったわね」

雪ノ下は視線を玉縄と葉山の方へ向けたまま呟く。

「んなことねぇよ。俺はあんなのに屈服するほうがよっぽど嫌なんだ。俺こそ、また勝手にやってすまん」

「いいえ……。私は助けられてばかりね、姉さんの言う通りだわ。役職や立場を与えてもらったところで変わらないのね。とても……悔しくなるぐらい、弱い」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
958Res/569.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice