過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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726:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/25(金) 00:02:19.91 ID:vhSqVbECo
頬杖をついたままの由比ヶ浜が独り言のように呟く。視線は鮮やかなオレンジ色に染まる窓の外へ向けられたままだ。

淡い陽光の中、二人で話しながら帰った転機の日を思い出す。あのときと同じような色の空だが、由比ヶ浜はどうなのだろうか。あのときのような顔はしていないだろうか。ここからでは表情は見えないのでわからないけれど。

「ああ、やっとだな。期間にしたらそれほどでもねぇんだけど、すげぇ長く感じたわ……」

「うん。大変だったけどさ、あたしはもっと、ずっとやってたかったなぁ」

永遠に続く終わりなき仕事とか考えただけでゾッとする。マゾなの?由比ヶ浜だって大変だったろうに。楽をしてたからそんなこと言えるんだとか、とても思えねぇんだけど。

「いや勘弁しろよ、あんなのもう嫌だぞ俺は。雪ノ下もさすがにキツいだろ。なぁ?」


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