過去ログ - 奉仕部の三人は居場所について考える
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804:名無しNIPPER[sage]
2015/10/02(金) 15:26:41.67 ID:Sq6NVGQgo
乙です!
805:名無しNIPPER[sage]
2015/10/02(金) 18:01:24.84 ID:vXPy2Znho
おつ
806:名無しNIPPER[sage]
2015/10/02(金) 18:31:27.70 ID:yt8MUXydO
乙です
807:名無しNIPPER[sage]
2015/10/02(金) 20:13:41.34 ID:Mc4HqZLho
乙です
いろはかわいすぎんだけど
808:名無しNIPPER[sage]
2015/10/04(日) 17:31:58.12 ID:+eyxK9g/0
ようやく追いついた
更新待ってます
809:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/07(水) 01:20:06.85 ID:aeWauGybo
「ふー、あったかーい。あれ、わたしが最後ですか?」
生徒会室の扉が開き最後の一人が入ってきた。部屋とは違う温度の冷たい外気とともに、メンバー中唯一の後輩が持つ柔らかい空気も一緒に運ばれてきたように感じる。
810:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/07(水) 01:22:30.72 ID:aeWauGybo
互いに控えめな笑顔で、くすぐったくなるような視線を交わした。
「いえいえ、雪ノ下先輩が一番大変だったんですから。まぁわたしも頑張りましたけど?」
「そうだな。いろはも結衣も比企谷も、みんな頑張ったのは知ってるよ。今はそれでいいんじゃないか」
811:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/07(水) 01:30:18.61 ID:aeWauGybo
空中廊下で一色と会話をしてから恐る恐る生徒会室に戻ると、雪ノ下と由比ヶ浜はいつものように俺を迎えてくれた。
二人の腫らした目だけがいつも通りじゃなかった。胸の痛みを飲み込んで、申し訳ないと心の中でだけ謝っておいた。
812:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/07(水) 01:31:21.71 ID:aeWauGybo
だから俺はこのことに関して、口に出して謝るつもりはない。俺が今やるべきことはそんなことじゃない。
ただ、こんな状況を終わらせる責任はもちろん俺にある。このままの状態を長く続けるつもりもないから、早目に行動しないとな。
そんなことを考えているうちに葉山が、そして一色が戻り現在に至る。
813:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/07(水) 01:32:52.35 ID:aeWauGybo
言いたいことを全て言えていなかったとしても、とても心地好い。そう感じてしまうほどにこの部屋は暖かかった。
しばしの間、終わってしまったイベントについての歓談と生徒会執行部としての後始末を続け、時間もいい頃になると雪ノ下が軽い咳払いをして口を開いた。
「それでは……どうしましょうか。このまま解散でいい?」
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