12: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:46:02.86 ID:KTS1N5hb0
紬「うふふ、ありがとうございますっ♪」
曽我部「えっ?」
紬「曽我部先輩は美人さんですから、一緒に居る私もそんな風に見えるんですね」ウンウン
13: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:47:50.12 ID:KTS1N5hb0
恵「……う〜ん。
本気でそう思っているのがわかるから、逆になにも言えないわね」
苦笑する曽我部先輩。
14: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:49:06.53 ID:KTS1N5hb0
恵「……私ね、あなたたちと出会えてよかったなって思ってるの」
紬「えっ?」
恵「澪たんにとことんハマってた日々は凄く楽しかったし、
15: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:52:01.69 ID:KTS1N5hb0
恵「でも、思うのよ。
もしもあなたたちと出会えなかった高校生活は──それでも幸せなものではあったのでしょうけど──
今思い返して感じるほどの、ここまでの充実感は無かったんだろうなって」
そっと目を閉じる曽我部先輩は、なにを見ているのかな……?
16: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:53:24.02 ID:KTS1N5hb0
恵「まあ『あなたたち』とは言っても、やっぱり今でも私にとっての一番は断トツで澪たんなんだけどねっ!」
紬「……良いなぁ」
気が付いたら、私はつぶやいていたの。
17: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:55:37.89 ID:KTS1N5hb0
恵「ええ。琴吹さんも、凄く楽しそうに生きているように感じるわ。
そうね……私見だけれど、軽音部の子の中では一番」
確かにそうです。
18: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:57:20.62 ID:KTS1N5hb0
─────────────────────
お店を出ました。
時間を確認したら、結構長くお店に居たみたい。
19: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 06:59:26.36 ID:KTS1N5hb0
恵「その代わりにという訳ではないけれど、約束の澪たんのお宝画像、あとで絶対絶対ぜぇーったいによろしくねっ!?」
紬「はいっ! もちろんです〜♪」
私と曽我部先輩はメルアドの交換もしました。
20: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 07:00:31.85 ID:KTS1N5hb0
紬(私も大学生になったら、あんな風になれるのかなぁ?)
ふと思ったけれど、でも、先の事よりも今が大切。
今を大切に過ごした先に……
21: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/07/02(木) 07:02:09.28 ID:KTS1N5hb0
紬「──よぉしっ!」ムンッ!
私も歩き出します。最初の目的のお店に向かって。
良い紅茶やお菓子があったら、たくさん買っちゃおうっ。
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