過去ログ - 電ですが、鎮守府の空気が最悪なのです
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:48:10.28 ID:H6ySCzUl0
もしも叶うなら、その合議制の鎮守府には提督も参加してほしいと私は思っています。
あの人が心を入れ替えて私たちに協力してくれるとしたら、それはとても心強く、喜ばしいことではないでしょうか。
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:48:45.98 ID:H6ySCzUl0
作戦会議は満場一致のもとに閉会し、後は夜明けを待つばかりになりました。
決戦は明日。その前に、話しておかなくてはならない人がいます。
電「隼鷹さん、ちょっといいですか?」
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:49:15.77 ID:H6ySCzUl0
隼鷹さんはしばし目を泳がせていましたが、諦めたかのように大きくため息を吐きました。
隼鷹「……わかったよ。実を言うと、勝率は1割もない。相手は正規空母だし、艦載機の性能も赤城のほうが上だよ」
隼鷹「だけど、どうしてもあいつだけはこの手で倒したいの。頼む、あたしにチャンスをくれ。無茶は承知の上だ」
以下略
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:49:41.71 ID:H6ySCzUl0
隼鷹「……そうだね。あたしが赤城と戦って負けたら、作戦そのものに響く」
隼鷹「いいよ、計画に協力する。内容はどんな感じなの?」
以下略
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:50:12.27 ID:H6ySCzUl0
隼鷹「……それ、マジで言ってるの?」
電「はい。マジで言ってます」
隼鷹「いや、でも……なんていうか、さすがに反則じゃない?」
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:50:43.82 ID:H6ySCzUl0
しばらく考え込んだ挙句、ようやく隼鷹さんはうつむいていた顔を上げました。
隼鷹「……そうだよね。赤城は倒さなきゃいけない。そのためには手段なんて選べない」
隼鷹「もう1度確認するけど、準備は終わってるんだよね?」
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:51:37.96 ID:H6ySCzUl0
扶桑「おはよう、電ちゃん。今日もいい天気ね」
電「そうですね。おはようなのです、扶桑さん、山城さん」
山城「はい。おはようございます、電さん」
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:52:10.01 ID:H6ySCzUl0
赤城「おはようございます。朝ごはんはどこですか?」
金剛「Good Morningデース……」
隼鷹「うぃーす。おはようさん」
以下略
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:52:42.73 ID:H6ySCzUl0
ドックと提督は龍田さんや不知火さん、霞ちゃんたちがうまくやるでしょう。成功の可否は私たち、実戦部隊に掛かっています。
内海で軽空母と別れ、外海に赴く私たちに会話はありません。昨日から、皆さんはひどく無口です。こういう空気もあまり好きではありません。
扶桑「……ねえ、みんな。ちょっといいかしら」
以下略
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◆hJ5a7d.jWc
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2015/09/21(月) 08:53:15.29 ID:H6ySCzUl0
隼鷹「いいよ。じゃ、あたしは北西、電ちゃんは西。それでいい?」
電「あ、はい。わかりました」
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