過去ログ - 京介「別れよう」 黒猫「え……」
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34:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:28:35.46 ID:ABn+E12Xo
あやせ「京介さんがわたしを心から愛してくれて、桐乃が側にいて、赤ちゃんが産まれる。これでグチャグチャになってたわたしの人生でも、やっと人並みな幸せが送れるようになれます!」
桐乃「あたしが協力すれば誰も不幸にならないの?」
あやせ「うん、そうだよ。黒猫さんが今悲しんでるのはどうしようもないけど、それは時間が解決してくれる。だから桐乃さえわたしの傍にいてくれれば、もう大丈夫」
桐乃「そうなんだ。あたしが……」
京介「おい桐乃、しっかりしろ! そんな訳ないだろうが! この女は頭がおかしいんだ、そんなヤツの言う事を真に受けてどうするんだよ!」
桐乃「……あ。……今あたし何を……?」
あやせ「未来の妻にひどいことを言いますね。でも
わたしも京介さんも同じくらい狂ってますから、もう今さらです」
桐乃「チッ、しっかりしろあたし! ……待って、兄貴とあやせが同じなんて絶対無い。あやせはしばらく会わない内にずいぶん悪い方向に変わっちゃったみたいだケドね」
あやせ「桐乃まで何を言ってるの。わたしがおかしくなったのは本当だけど、それは桐乃のせいでもあるんだからね?」
桐乃「さっきあたしの安全を担保にして兄貴を言いなりにしてたって言ったよね。あたしの生活にどう干渉するつもりだったのかは知らないケド、それはもういい。ただ、あやせがおかしくなった原因があたしにあって、兄貴をおかしくした事由にもあたしがいる」
あやせ「うん。ついでに言うと、一番最初に京介さんと交わった時にも桐乃からメールが来たから、なんてウソをついて利用しちゃったかな」
桐乃「そんなコトまで……。結局、あたしの存在が全ての元凶ってコトなんだね」
あやせ「ううん、それは違うよ。桐乃はキッカケをくれただけ。わたしはそれを最大限に利用したにすぎない」
桐乃「今はそーゆーのいいから。元凶であるあたしは決めたよ。あたしがやらないといけない」
先程まで危うい部分が見えていた桐乃だったが、今は従前より力強く輝きを放っていた。
桐乃「兄貴を狂ってるって言ったあやせを許さない。ケド、あやせはあたしの大事な親友。黒猫も大事な親友。おかしくなったあやせには前みたく戻ってもらうから。そして黒猫には元気を取り戻してもらう」
あやせ「……ふーん」
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