136:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/13(月) 00:15:37.51 ID:mAIq3Puio
「じゃあやっぱり、あれは、さやかじゃなかったんだな」
わかっちゃいたけどさ、という佐倉杏子の声。
ええ、という巴マミの声も、どこか小さい。
そうだね、と返すインキュベーターの声だけが、いつも通りだった。
私はゆっくりと、そちらを見た。
こちらを見ていた佐倉杏子と、目があった。
「殴りたければ、殴っていいわ」
そんな言葉が、口から飛び出た。
声を受けた佐倉杏子は、無表情のまま、こちらへ歩み寄ってきた。
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