137:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/13(月) 00:16:20.79 ID:mAIq3Puio
ちょっと、と言いながら慌てて巴マミも来る。
私は座ったままの姿勢から、のろのろと佐倉杏子を見上げた。
逆光のせいで、その表情は見えなかった。
「……殴んねえよ」
そう言って佐倉杏子も座った。
私の前にではなく、かつての魔法少女の、仲間の前に。
人騒がせな奴だよな。
死んじまっても、こんだけあたしたちを振りまわしてさ。
そして、そう、ぽつりと言った。
そうね、と私も返した。
そこで会話は切れて、誰も何も言わなかった。
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