177:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/13(月) 23:04:58.16 ID:mAIq3Puio
それは煙を吐き出してはいなかった。
もう終わってしまったのか、それともまだ中に居るのか。
外からではそれを窺い知ることはできなかった。
詳しいのね、と巴マミが言った。
まあ、そりゃね。と佐倉杏子が軽く返した。
私たちは、火葬場に隣接した送電塔を見つけて、そこに登った。
高さとしては十分すぎるくらいで、風もかなり強く吹き付けていて。
その音に掻き消されて、なんとなく会話はなくなっていた。
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