24: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:25:30.18 ID:H8db/AEso
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あの後すぐ、プロデューサーは外回りに出かけて行きました。
25: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:26:14.25 ID:H8db/AEso
3人分のお茶を淹れて、たまごボーロをつまむ。
どこか懐かしい、ホッとする味。
「お茶と合うね、これ」
26: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:27:14.29 ID:H8db/AEso
多分、心配してくれてるんでしょう。
私が男の人が苦手っていうのはみんな知ってることだし。
その上プロデューサーは見た目が……だし。
でも、ちょっと言葉が悪くないかな。
27: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:27:52.41 ID:H8db/AEso
「こうやって、わざわざお菓子を差し入れしてくれたプロデューサーに失礼だよ?」
あ、今日のこれもプロデューサーの差し入れだったんだ。
プロデューサーの好み、よくわかりません。
28: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:28:31.58 ID:H8db/AEso
どうやらこのまま伊織ちゃんが押し切られそうです。
でも、やよいちゃんが背中を押す側になるのも少し珍しい気がします。
ちょっとお姉さんっぽいかな。
29: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:29:30.99 ID:H8db/AEso
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商業施設のイベントに参加させていただいたり、地元のFMでゲストに呼ばれたり。
30: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:30:45.15 ID:H8db/AEso
「…はぁっ、はぁ……」
「うーん、雪歩は動きがちょっと小さい感じなの」
31: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:31:19.92 ID:H8db/AEso
「雪歩はもうちょっと体力つけなくちゃいかんな」
後ろで見ていたプロデューサーの声が聞こえる。
ちょっとだけ息も整ってきて、顔を上げる余裕ができました。
32: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:32:18.77 ID:H8db/AEso
「敢えて言うなら、毎回これくらい頑張ってくれると助かるんだが」
そういえば、今日の美希ちゃんはいつもよりちょっと気合が入っていたような。
何かあったのかな?
33: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:33:19.77 ID:H8db/AEso
「大した出来じゃないが、腹が減ってればそれなりに美味いだろう」
「え、プロデューサーが作ってきたんですか?」
34: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/13(月) 20:34:05.50 ID:H8db/AEso
プロデューサーが差し出したお弁当箱は3つ。
美希ちゃんと、プロデューサーと、私ってことでしょうか。
「1人分も3人分も大して変わらんからな」
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