15:みお ◆skOdBilCbI[saga]
2015/07/14(火) 12:34:20.93 ID:Wnc1C2cPo
土と草の匂い
その日は突然雨が降りだして、壁外ではあの日以来のことで、気分は最悪だった
だから、嫌な予感しかしなかった
幸い、単独行動だった俺は彼女を探すことに専念できた
そろそろ撤退命令が出る頃だろう
方角も合ってるはずだ
もう少しだけ早ければ
アイツはもう少し冷静な奴じゃなかったか
そりゃあ誰にでも当てはまる事だが
少なくともガスの使いすぎで巨人に立ち向かいながら地面に落ちる奴はちょっと普通じゃねえ
普通なら、その逆のことをしてるだろうからな
リヴァイ「ペトラ!避けろ!!」
この雨の中で聞こえる距離だろうか、うまく掴めないが
目の前にいる人食い
既に、仲間を口の中に突っ込んて
間に合う?だろうか
意識は持ったのか、立ち上がったペトラは避けも逃げもせず
立ち向かった
なんて命知らずだ馬鹿野郎
残りの刃を全部使って、足の肉を削ぎ倒した
巨人はうつ伏せに倒れた
ここまでくれば急所は簡単に狙える、、、だが装備が万全ならだ
ペトラ「…やる……ころして……殺してやる!殺してやる!!うぁあああああ」
剣だけで急所を削ぎ落とすのは無理だペトラ
あんなふうになっている彼女を、もう見たくはなかった。のだか、
ペトラ「殺す!殺す!!」
リヴァイ「浅い!どけペトラ!」
急所を狙うことだけに必死になっていた彼女には、そいつの腕が自分を狙っていることも気づかず
俺がその腕を飛ばした
やっと俺に気づいたペトラを抱えてとどめを刺すのは流石に骨が折れたが
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