347:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:47:45.05 ID:CceIVRfi0
あばれんぼう星人も私を認識したようです。
おこりんぼう星人の後に続くのをやめ、私一人に狙いを絞ります。
このサイズの敵にはどう対処するべきでしょうか。
正直、スーツの力で一気に頭まで突っ込むしかなさそうです。
348:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:48:24.97 ID:CceIVRfi0
『ぬんっ!』
あばれんぼう星人は武器を持っていない左手を強く振ります。
349:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:48:54.87 ID:CceIVRfi0
海未「くっ…」
あばれんぼう星人が私を見据え、ゆっくりと歩いて来ました。
350:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:49:24.14 ID:CceIVRfi0
あばれんぼう星人が再び突風を起こすモーションをしました。
すかさず私は刀を左手に持ち替え、右腕で地面を殴りつけてめり込ませます。
突風が巻き起こったときには、私の体は固定されていました。
351:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:49:54.49 ID:CceIVRfi0
やはりただの飾りではなかったのか、あばれんぼう星人は右手の武器を振りかぶり、私の刀に鍔迫り合いを仕掛けました。
金属と金属の擦れ合う不快な音が響きます。
352:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:52:01.62 ID:CceIVRfi0
間違いなく銃撃です。
海未「誰がっ…?」
353:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:52:37.61 ID:CceIVRfi0
両腕を着き、無防備に頭部を晒しながら呻いているあばれんぼう星人を見上げました。
いくら仏像の姿をしているとはいえ、それは間違いなく生き物でした。
354:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:53:15.82 ID:CceIVRfi0
ババンッ!!
355:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:53:47.94 ID:CceIVRfi0
私はとにかく礼を言おうと駆け寄りました。
海未「東郷さん! 助かりました!」
356:名無しNIPPER[saga]
2015/09/11(金) 21:54:26.29 ID:CceIVRfi0
その言葉の持っている重みは、本職の自衛官である彼だからこそ出せるものでした。
海未「…本当にありがとうございます」
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