86:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:25:29.42 ID:cRcLjRJQO
絵里の眉がピクリと動いた。
絵里「…そう。だから何?」
87:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:26:17.01 ID:cRcLjRJQO
希はパソコンをいじると、黒を基調とした怪しげなサイトを開いて見せた。
絵里「なによこれ。『黒い球体の部屋』?
小説を投稿しているサイトのようね」
88:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:27:04.12 ID:cRcLjRJQO
希「なんや、そんなに気に入ったんか?
えりちのことやし、てっきり『子供くさい』とでも一蹴されるかと思ってたで?」
絵里が顔を上げた。
89:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:27:59.52 ID:cRcLjRJQO
ーーーーーー
絵里「このページね…」
90:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:28:43.87 ID:cRcLjRJQO
この小説と現実のリンクがはっきりした。
絵里 (とにかく、読み進めてみましょう)
91:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:29:24.22 ID:cRcLjRJQO
絵里「っ!?」
絵里は思わず叫びそうになった。
92:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:29:51.04 ID:cRcLjRJQO
ーーーーーー
絵里「…決めたわ希。私、μ'sに入る」
93:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:30:20.21 ID:cRcLjRJQO
丁度予鈴が鳴り、絵里は自分の席に戻った。
希は、絵里の豹変が昨日自分が見せたサイトの影響だとは思いもしないだろう。
そもそもあれを見せた事自体、大して重要な事とは考えていない。
94:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:30:49.20 ID:cRcLjRJQO
ーーーーーー
男…いや、まだ少年と言える年齢だ。
ともかく彼は、机の引き出しに入っていた黒いボールを眺めた。
95:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:31:17.61 ID:cRcLjRJQO
『あやせ えり
・とくちょう
かしこい
96:名無しNIPPER[saga]
2015/07/24(金) 22:31:48.52 ID:cRcLjRJQO
彼は部屋の隅にある金庫を開けた。
そこに入っているモノは、一応は普通の高校生である彼がおいそれと手に入れられる物ではないし、持っていていい物でもない。
黒光りするそれは、拳銃だった。
601Res/302.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。