過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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◆RO/TgQj9wk
[saga]
2015/09/25(金) 17:23:44.23 ID:pGkIPG3l0
提督「はい」
先生「お前は日本海軍規則第二編第一章、叛乱の罪に問われている。怪我が治り次第本部から警察がお前の身柄を拘束しに来るだろう」
第二編第十章第二十三条六項、命令、通報もしくは報告を偽る、又は虚偽の命令、報告もしくは報告をすること、の、前者を疑われているのである。
提督「まさか大津が見つかった・・・?」
先生「せめて私には言っておくべきだったのではないか?」
提督「は、はい・・・」
先生「・・・なんにせよ、見つかったわけではないようだ。彼らはただ疑っているだけで、確信しているわけじゃない。まだ逃げ切ろうと思えば逃げ切ることはできるだろう」
絶望に侵食されつつあった提督の心が、少しだけ軽くなった。
提督「見つかる前に大津の死体を片付けなければ、今度こそ言い逃れができなくなってしまう・・・、俺の部下に伝言を「安心しろ」
先生「死体に関しては五月雨がすでに処分を済ませている」
提督「五月雨が話したんですか?」
それを聞いて、先生が溜息をつく。
先生「我ら司令官と、大本営の連中が少しも疑わないとでも思ってるのか?あの南鳥島で飛行場姫を撃破したというのに死体が出てこなかったんだぞ。当初こそは大本営は海に沈めたという報告を信じてくれているようだったが、こういう事態になってはそうもいかないようだ」
提督「五月雨が、死体を・・・」
先生「はぁ・・・、そこを心配するか・・・。年端もいかぬ少女というわけでもあるまい。あまり気に病みすぎるなよ。さて、私はこれで帰るが、なにか送ってほしいものがあれば言ってくれ」
提督「・・・いえ、特には。わざわざご足労頂いてありがとうございました」
先生「体を大事にしろよ」
そう言って、長月は敬礼をした後、二人は部屋を去っていこうとした。
が、途中で先生は途中で足を止めて振り返った。
先生「軍法会議の件、艦娘らには既に説明してしまったが、よかったか?」
提督「あぁ、いえ、問題ありません」
丁度どうやって説明したものかと迷っていたところだったのだ。
提督「となると・・・、弁護士を探さないといけないな」
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