過去ログ - 提督「狙うは旗艦ただ一隻、全残存火力を集中させろ!」
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◆cDyTypz3/.
[saga]
2016/07/20(水) 21:17:07.32 ID:s8zfelWe0
場が静まり返る。
提督「五月雨、南鳥島にいった輸送船に航空魚雷とかがあったかわかるか?」
五月雨「かなりの量が送り込まれていたはずです。戦闘機と攻撃機を増派する計画が拒否されるとは思わず、当然のように先に送った、と」
その言葉で一瞬皆の前に展望が開けたようにも思えたが、提督は浮かない顔をしていた。
水上打撃部隊が必要なのは、相手に防空棲姫がいる可能性が2000%近くあるからだ。
約400機を一瞬で蹴散らすほどの火力を持つ相手と戦うには水上打撃しかない。
提督「・・・」
全ては楽観し続けた俺の責任である。
このままいけば、南鳥島という本土上空防衛、敵地偵察において重要な役割を果たす基地にいる熟練の工員、操縦士総計3000名近くが玉砕することになる。
考えなければ、彼らを救わなければ。
考えろ。
舞鶴で撹乱するか?
馬鹿が、さっきも言ったじゃないか、舞鶴は間に合わない。
最大射程で相手を圧倒するか?
200kmもの射程を誇る主砲なんて艦載で聞いたこともない。
考えろ。何か手がある。
新鮮な空気を吸おうと、無言で倉庫を出る。
提督「・・・・」
埠頭に打ち付ける波の音。
横須賀軍港に入ってくる船の汽笛。
・・・は?
提督「軍港に入ってくる船って」
その光景を見、絶句する。
それは見たことがある船だった。
護衛艦ありあけ。
提督は既に駆け出していた。
心配になって出てきた五月雨も慌てて後を追う。
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