過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」
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33: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/07/27(月) 01:31:47.58 ID:3EUWy+S30



早苗「いや、こっちこっち」



ちょいちょいと、手招くようにする早苗さん。
心なし既に顔が赤い。もう飲んでんのか? いやよく考えたらさっき大広間で飲んでたな。

尚も笑顔で手招きする早苗さんの真意を少し図りかねたが、そこではたと気付く。


あーなるほどな。そういう事か。

俺は納得すると、早苗さんの近くまで寄ってしゃがみ込む。



八幡「ここのゲームコーナー、10時までしかやってないらしいっすよ。遊びたいんなら早めに切り上げる事をお勧めします」

早苗「え。あ、うん」

八幡「では」



いい終えると、俺は立ち上がり反対側の列へと向かう。そして改めて凛の隣に座ろうとして……



早苗「って、んなことはどうでもいいのよっ!!」

八幡「っんぐ!?」



背後からの見事なホールド。首がガッチリと締め上げられる。いやちょっ、またも柔らかい感触がががが! っていうか意識飛ぶぅ!



早苗「普通に考えて、こっちの席に座りなさいって意味だって分かるでしょ!?」

八幡「い、いや。そんな自ら地雷原へ飛び込むような真似を出来るわけが…ぐふ……」

早苗「あ! 今キミ分かってて逃げようとしたの認めたわね!?」



しまった失言だった。つーか何なのこの人めんどくさい……このめんどくささはどこぞのアラサー教師を思い出す。酒豪で腕っ節が強くて行き遅れそうとか、重なる部分多過ぎぃ!
そしてようやく解放されたかと思うと、そのまま襟首を掴まれ隣の席へと連行されてしまった。これもう逃げられないパターンやん……

向かい側を見ると、凛が哀れむように苦笑している。ダレカタスケテー。





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