過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」
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353: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/05/08(日) 00:31:35.68 ID:klf2/hE40



千早「これから、歌番組に渋谷凛さんが出演するのよ」

美希「シブヤリンさん? って、誰だっけ? ……君、誰?」



いや、今更? 今更なの?

ようやく隣の俺に気付いたのか、キョトンとした目で見てくる星井。そういや確かに起きてる時に会うの初めてだな。大丈夫なのかこいつ。



八幡「比企谷八幡。その渋谷凛の元プロデューサーだ」



とりあえず簡潔に自己紹介するが、我ながら意味わかんねぇな。

さすがにその説明だけじゃ星井も理解できなかったのか、しばし不思議そうにする。だが、すぐにまーいっかと納得してしまった。本当に大丈夫なのかこいつ。



春香「あ、始まるみたいだよ」



天海の声で、ざわざわと雑談していた一同がテレビへと目を向ける。
どうでもいいが、このスペースにこの人数が大分やばい。何人か立ってるけど俺座ってて良いのだろうか。


今回見ているこの番組は、特にトークといったものは無い。僅かなアーティストの紹介と、歌のパートだけだ。出演するアーティストは何組かいるようだが、凛の出番は一番最初であった。正直助かったな。この状況が長く続かれるとかなり困る。

やがて流れてくるのは、俺にも聞き覚えの無いメロディー。

最近出した新曲だ。



八幡「…………」



歌い始める凛を見て、何とも言えない感情が溢れてくる。
よく考えてみれば、画面越しとはいえ凛を姿を久々に見た。

元気そうで、少し安心した。



美希「……ふーん」



途中隣の星井から小さく声が聞こえたので、チラリと視線を向けてみる。
その表情は特に変わる事は無い。凛の歌は、こいつの耳にはどう聴こえたのだろう。少しだけ気になる。





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