1:莠梧律驟斐> ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/24(金) 00:06:58.68 ID:jwv0+hUa0
――フォルトゥナ、『Devil May Cry』にて
ガチャ……
スタスタスタ……
ネロ「ふぅ……」
わしゃわしゃわしゃ……
ジリリリリリッ!ジリリリリリッ!
銀髪碧眼の青年、ネロが風呂から出てきて、髪を乾かしながらイスへ座ろうとすると、彼を急かすように机の上の電話が鳴る。
ネロ「……」
ネロはイスに座ったあと、勢いよく机を踵で叩く。
ガタンッ!
ヒュルルルルル……
机の上で鳴っていた電話の子機は、その勢いで宙に浮き上がる。そしてそのままネロの手元に吸い込まれるように綺麗に落ちた。
パシッ!
ネロ「……もしもし、デビルメイクライ」
?「ア"ァァ……ア"ァァ……」
ネロの耳に、不気味な何者かの吐息が聞こえてくる。
だが、それは電話越しからではなく、ネロの背後からだった。
ネロ「……ったく」
?「ア"ァァァァァァ!!!!」
その何者か――悪魔は、自身が持っている鎌を彼の背後から首元へと振りかざす。
ネロ「……」クルッ
その瞬間、ネロは椅子を回転させ、悪魔の方へと向く。
グシャアアアアアアア!!!
悪魔「ア"、ア"ァァ……」
肉を貫く音と共に、ネロの首元に届くはずだった鎌が直前で止まる。
悲痛な声を漏らす悪魔の腹部には、ネロの持つ剣――『レッドクイーン』がその身に突き刺さっていた。
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2:フツカヨイ ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/24(金) 00:12:29.28 ID:jwv0+hUa0
ポタッ……ポタッ……
静寂の中、レッドクイーンの刃についた悪魔の血が、少しずつ血が床へと垂れていく音が静かに響く。
ブルルルルゥゥゥゥン……!!
3:フツカヨイ ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/24(金) 00:17:04.60 ID:jwv0+hUa0
とりあえず建てだけで終わります。
このssはネロがデビルメイクライ3の時系列で活躍する話で書いていくつもりです。
最初の名前欄の文字化けは気にしないで下さい(^^;
4:名無しNIPPER[sage]
2015/07/24(金) 10:55:00.01 ID:PUTOqUR/o
面白そう
期待
5:名無しNIPPER
2015/07/24(金) 14:04:11.06 ID:BvEonxSQ0
向かってきた悪魔はネロへと鎌を振りかざす。
ネロ「焦るなよ、パーティはまだ始まったばかりだぜ?」
ネロはそう言うと、振りかざされた鎌をレッドクイーンで弾き飛ばす。
6:名無しNIPPER
2015/07/24(金) 14:14:05.62 ID:BvEonxSQ0
彼がそう呟いたその刹那、上から腕から翼の生えた他の悪魔が襲ってくる。更に後ろから鎌を振りかざす悪魔がネロを襲う。
翼・鎌悪魔「ア"ァァァァァァ!!!」
ネロ「Huh!!サプライズか?」
7:フツカヨイ ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/24(金) 14:16:13.37 ID:BvEonxSQ0
名前を打つのを忘れてました
8:フツカヨイ ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/24(金) 14:40:43.46 ID:BvEonxSQ0
ネロ「……誰だアンタ?連れションなら他へ行きな」
?「用なら先程足し終えたさ」パチンッ
謎の男が指を鳴らすと、周りに居た悪魔達は砂煙と共にたちまち姿を消した。
9:フツカヨイ ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/24(金) 14:57:37.04 ID:BvEonxSQ0
キリエ「ネ、ネロ!?これは一体……!」
キリエは買い物から帰ってくるやいなや、外にボロボロで放り出されたドアを見つけると、共に事務所内の状況に驚きを隠せないでいた。
ネロ「ああすまないキリエ、ちょっとはしゃぎすぎた」
10:フツカヨイ ◆bJCLMRLtrM[saga]
2015/07/24(金) 15:14:39.52 ID:BvEonxSQ0
ネロ「キリエ、手伝うよ」
キリエ「ありがとうネロ」
キリエは床の血を雑巾で拭き取る中、ネロは工具箱を持って床や壁を直す。
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