過去ログ - 古泉「あなたは僕が守ります」まどか「…古泉くん」
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6:名無しNIPPER
2015/07/25(土) 20:42:02.72 ID:GhLn9gR50
初夏の日差しと長い坂道のせいでうっすらとにじんで来た汗をぬぐいつつ、僕は広い校庭を見回した。
どこに何があるのか覚えるだけでも苦労しそうだ。
とりあえず、大判の封筒で送られてきた書類にあった校内の地図と見比べながら、
ひとりで歩いてみていると、中庭に人影を見つけて足を止めた。
大きくも小さくもない、ほどほどの大きさで青々と茂る木を見上げているのは、桃色の髪の少女だった。
以下略



7:名無しNIPPER
2015/07/25(土) 20:43:43.04 ID:GhLn9gR50
>>5
それの続きはちゃんと書くよ


8:名無しNIPPER
2015/07/25(土) 21:00:03.50 ID:GhLn9gR50
僕が近づいても気がつかない様子でいるので、ついつい足音を殺して近づいて見たのがいけなかったのだろうか。
あと二、三歩の距離まで近づいたところで、彼女が僕に気付き、

まどか「きゃっ…」

以下略



9:名無しNIPPER
2015/07/25(土) 21:09:11.93 ID:GhLn9gR50
田舎の訛りが出たら恥かしいからでもあったし、そうした方がいいと思わせるような可愛らしい美少女だったからでもある。
彼女には特に変にも思われなかったようで、

まどか「あ…。私こそ、ごめんなさい」

以下略



10:名無しNIPPER
2015/07/25(土) 21:18:47.20 ID:GhLn9gR50
まどか「私は…ちょっと、考え事をしてました。早く来すぎちゃったから」

はにかむように笑った彼女に釣られるように僕も微笑し

古泉「僕もなんです。今日からここの生徒になるのですが、張り切りすぎてしまったようで」
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2015/07/25(土) 21:19:40.67 ID:jaT6ahc6O



12:名無しNIPPER[sage]
2015/07/25(土) 21:35:06.19 ID:M1hkXDRDO
こういうやつは大体そのうち飽きて投げる
ビビーンみたいになりそうなやつだ


13:名無しNIPPER
2015/07/25(土) 21:46:22.68 ID:GhLn9gR50
まどか「…そう…だよね…」

呟く声にも力がない。
彼女は表情を曇らせたまま、まるで独り言のように呟いた。

以下略



14:名無しNIPPER
2015/07/25(土) 22:02:55.42 ID:GhLn9gR50
彼女は楚々とした可愛げな美少女で、そうであればこそ、
世の中がもっと不思議であって欲しいなんて突飛なことを思っているようには見えなかったからだ。
彼女が、幽霊やUFOやUMAの実在性を力説したところで、本気で言っていると取る人間はそういやしないだろう。
リリカルにも、妖精や天使と戯れることを夢見ているのであれば、この上なく似合ったかもしれませんが。
僕がそんなことを思っているとは気付きもせずに、彼女は夢見るような瞳で語った。
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2015/07/25(土) 22:07:14.71 ID:gNWSiNXG0
断言する。それはない。


16:名無しNIPPER
2015/07/25(土) 22:12:12.89 ID:GhLn9gR50
古泉「それは、人類に共通の敵を、ということではないんですよね?」

確かめるように問う僕に、彼女は気を悪くした様子もなく、

まどか「勿論、違うよ。それで戦ってたら同じじゃないと思う」
以下略



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