過去ログ - 咲「金髪くんと」京太郎「文学少女ちゃん」
↓
1-
覧
板
20
7
:
◆BrPpnaZzMC3Z
[sage]
2015/07/28(火) 01:31:42.77 ID:fdC9lNPQo
思わず言葉に詰まった。
言われた通り、縁があったのだろう、とは思う。
しかし、今それを言葉で肯定してしまったら、より意識してしまいそうで言えそうにない。
縁という単語が、どうしても想像をそちらへと駆り立ててしまう。
会話が途切れ、二人して黙々と歩く。
咲の家は次の曲がり角を曲がればすぐそこだった。
「ほんと、この一年で色々あったよね京ちゃん」
咲は内心の動揺を押し殺し、何気ない風で話題を元に戻した。
「IHの後に夏祭りだって行ったし、文化祭だって」
「あー文化祭か……まさか麻雀部なのにタコスを作る羽目になるとは」
「あはは、優希ちゃんに押し切られちゃったもんね」
「部長だってノリノリだったぜ? やるからには全力とか言って実際結構売ったし……そういやあの利益ってどうなったんだろうな。打ち上げで全部消えたのか」
「そこはきっと深く考えたら駄目だよ」
「確かに部長だしなぁ」
「部長だもんねぇ」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
60Res/25.24 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 咲「金髪くんと」京太郎「文学少女ちゃん」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1438011119/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice