過去ログ - 咲「金髪くんと」京太郎「文学少女ちゃん」
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8: ◆BrPpnaZzMC3Z[sage]
2015/07/28(火) 01:44:07.39 ID:fdC9lNPQo
 

 二人して全く同時に嘆息してしまった。

 それが何だか可笑しくて、咲はつい吹出してしまう。

 いつもの調子に戻ってきた。

 そう思いながら、咲は京太郎に笑顔を向けた。


「うん、私にとってこの一年は色々あって、楽しかったよ」


 そう楽しかった。

 それだけは間違いないと確信できていた。

 何となく、彼も自分と同じ気持ちであればいいな、とも思う。


「京ちゃんは?」

「あー……俺は思い返してみても、やっぱりあっという間だったな」

「そうじゃなくてさ」


 咲が口を尖らせ睨め上げてみせると、京太郎は得心した様子で頷いた。


「ああ、うん。俺も、楽しかった」

「ん、よろしい」

 


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