過去ログ - 咲「金髪くんと」京太郎「文学少女ちゃん」
1- 20
6: ◆BrPpnaZzMC3Z[sage]
2015/07/28(火) 01:24:20.98 ID:fdC9lNPQo
 

「だよね、『須賀くん』?」

「お、おぅ……」


 京太郎が呻く。

 『須賀くん』と呼ばれて面くらったようだった。


「なんつーか、違和感がやばい」

「でしょ?」

「俺だって咲って呼び捨てにするのに慣れてるし――――な、『宮永さん』?」

「うあっ。背中がゾワっとした」


 咲が露骨に嫌そうな表情を作ってみせると、京太郎は明るい笑みとともに「わりぃ」と謝った後、顎に手を添えた。


「……なんだかんだ咲とは腐れ縁だよな」

「腐れ縁って言い方は何か酷くない? でも、まあ中学の時からこんな感じだもんね」


 そう言うと、京太郎が何故か溜め息を一つこぼす。


「……家も結構近所だしな」

「それ関係あるの?」

「……要するに、咲と縁があったってことだよ」

 


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
60Res/25.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice