過去ログ - 【安達としまむら】水色の君
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108: ◆FRtTimAs0A[saga]
2015/08/24(月) 23:33:38.09 ID:oAB2tvIJ0
―――


「えっと、こうですか?」


さっきのお風呂の時といい、ヤチーは服を脱ぐ時ためらいが無いみたい。目の前にはキャミソールを肩までたくし上げたヤチーがいる。その顔はまくれ上がった布で見えない。つまりわたしのことも見えない。
ここぞとばかりに、ヤチーのからだを見る。なめまわすように、ってこんな感じなのかな、たぶん。びっくりするほど自分に正直になっているみたい。
変。毎日見ているじぶんのとほとんど変わらないはずなのに、こうも心がめちゃくちゃになるのは、なんでだろう。

わき腹のちょっと上辺りをなぞる。「ひゃっ」さらさらした手触り。
おへそ。「ちょっ、と、んっ」強くいじると痛いだろうから、やさしく。
すりすり・・・っと。あれ。

ヤチーそれ、かお、わざと隠してるよね?見られたくないの?

・・・ちょっと、気に入らないなぁ。
わき腹を撫でる手を、パーからチョキに変える。


「こしょこしょ」

「ひゃっ!ひゃははっ!しょー、さん、や、めっ!」

「んー?なにー?聞こえないよー?」

「ひゃはっ!ひゃはははははは、はぁ!」



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