13:名無しNIPPER[saga]
2015/07/30(木) 16:13:42.10 ID:sAy5zb9eO
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好きだと、自覚してしまったのはいつだっただろう。
気がついたときにはもう自分は彼女に囚われてしまった。
あるいは初めから、真綿のように柔らかくて切ることなどできないような糸で繋がれていたのかもしれない。
仲間として側にいて、大切な友人という称号だけでは。それだけでは足りなくなってしまったのだ。
強欲だと、罵られたとしても構わない。
しかし気づいてしまってはもう退くことなど、真姫にできる訳がなかった。
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