74:1[saga]
2015/08/06(木) 04:16:49.79 ID:DprYNBt5O
聡「はてさて。ここらで巣立つ時がきたのやもしれんな」
数絵「それでは…」
聡「ああ。悪いとは思うが、どのみちお前に高校は選ばせてやらんつもりだった。つまらん枠組みのなかでお前の麻雀を費やさせるのは御免だったからな。名も無い麻雀弱小校であえて戦わせるつもりだった」
数絵「それがおじい様の教えなのでしたら、私は喜んで受け容れます」
聡「そうか。ではそうしよう。小鍛治プロ、あなたの要望をお受けしましょう。高校は、なんと言いましたかな」
健夜「あ、えっと、茨城の土浦女子です」
聡「承った。小鍛治プロ。あなたには…まぁ、あまり期待せんことにしましょう。精々、よろしく頼みますよ」
健夜「は、はい…」
含みのある言葉が気にかかりはしたが、とにもかくにも交渉は成立。
大層気疲れしたが、一歩前へと進んだ手応えを感じ、健夜の頬が緩んでいた。
283Res/129.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。