過去ログ - 和「かまいたちの夜」
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77:名無しNIPPER[sage]
2015/08/02(日) 17:32:53.39 ID:5uQHH2Qt0
名前直すの忘れてました。

弘瀬じゃなくて弘世ですね。すみませんでした。


78:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 17:53:12.35 ID:5uQHH2Qt0
外に出ると、ホワイトアウトが私たちを襲う。少ししか離れていないのに、振り向くと建物もわずかにしか見えない。

智葉「これは死んでも気付かなそうだ」

智葉さんは冗談っぽく言ってるが、表情は笑っていなかった。
以下略



79:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 17:55:19.65 ID:5uQHH2Qt0
そこで私はふとある考えが頭に浮かびました。

まさか照さんが――?

……いえ、そんなわけないですね。だって照さんは玄さんが刺されたとき、まず間違いなく私たちの目の前にいた。
以下略



80:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 17:57:00.03 ID:5uQHH2Qt0
と、私は目の前に智葉さんに弘世さんがいないことに気付いた。

和「智葉さん……弘瀬さん?」

返事はなく、辺りを見渡しても誰もいない。
以下略



81:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 18:00:46.42 ID:5uQHH2Qt0
もうだめかもしれない。と、そのとき頭に咲さんの顔が浮かびました。

せめて最後に一回咲さんの顔が見たい。

厳格な家庭にはないあの――
以下略



82:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 18:04:14.52 ID:5uQHH2Qt0
咲「和ちゃん!」

と咲さんは目尻に涙をためて、私に飛び付く。

和「咲さん……苦しい」
以下略



83:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 18:07:54.81 ID:5uQHH2Qt0
和「それで戻らなくなってどれくらいなんですか?」

咲「えっと八分くらいかな」

八分、と聞いて私は動揺を隠せませんでした。
以下略



84:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 18:10:02.25 ID:5uQHH2Qt0
見るとそこには、智葉さんがいた。多少顔が蒼白かったけれど、智葉さんはニッと白い歯を見せ、なんともないことを示した。

ああ、生きてた!

私と咲さんは立ち上がり、智葉さんの側によった。
以下略



85:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 18:11:57.37 ID:5uQHH2Qt0
久「少し凍傷しているだけ。私と照は大丈夫よ」

弘世さんがぐったりとしていたので、私が症状を聞くと部長はそう返事した。

しかしそこには大星さんの姿がなかった。
以下略



86:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 19:02:51.80 ID:5uQHH2Qt0
9

私は再びソファーに座っていた。

談話室には今私と咲さん、愛宕さんと末原さんだけがいた。
以下略



87:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/02(日) 19:04:41.07 ID:5uQHH2Qt0
恭子「……あまり気乗りせえへんけど、一応新子たちにも事情知らせなあかんなあ」

末原さんはそう言って腰を浮かしかけた。

だけど愛宕さんはそれを制した。
以下略



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