過去ログ - 一ノ瀬志希「存在の耐えられない軽さ」【R-18】
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◆Freege5emM
[saga]
2015/08/02(日) 21:52:24.80 ID:J1V0Ousco
●10
「志希、いいぞ――お前は、最高のアイドルだ」
俺が最初に信じた偶像とは、大事なところが違って歯車が狂っていても、
志希は疑いようもなく最高のアイドルだ。
「……にゃはは……っ♪ キミに、そー言われただけで、イキそうに、なっちゃったよー……」
そして俺も志希に引っ張られて、体がガタつくまで突っ走る。
「あっ♪ んあっ、ひゃっ、はぁあっ! も――もう、イク、イッちゃう、よぉ……♪」
俺が達しそうな気配を察したのか、志希は最高潮で躍り回る。
志希の膣内は柔らかく力強く俺を催促し、ついに俺も耐え切れなくなる。
「あっ、んあっ、あっあっ――ふぁああっ――っ」
俺はこみあげてくる衝動に屈して射精した。
ほんのわずか遅れて、志希も媚びた嬌声を途切れさせる。
一瞬、驚いた表情でくちびるをぱくつかせ、やがて爆発的な悦楽にかんばせまで侵食されていく。
「あ――ん、あっ、やぁ……い、イクとこ、み、て……あっ……♪」
媚態――アイドル最後の衣装を剥がされながら、
志希はかくん、かくんと背中を反らしたり倒したり、
ふらふらと俺の上で彷徨わせたあと、不意に崩折れて前に倒れこんだ。
俺は志希の上体を受け止めた。
「あ……ふぁあ……ぷろでゅーさー……」
寝転んだまま、すぐそばで抱きしめた志希の体から、急速に意識が遠のいていく。
「あたし……ちゃんと、できた……? ねぇ……」
それから、志希の声はぷっつりと切れた。
志希の体重が俺へまともにかかっているはずなのに、不思議なほど重さを感じなかった。
ただ俺の腕に、ぜぇぜぇと息をつく行為の余熱が縋り付いていた。
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