過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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974: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 23:30:49.16 ID:dDlOsfYO0
カムイ「リョウマさんはまだシュヴァリエにいるんですか?」

クリムゾン「本当はもう帰っている予定なんだ。それを私がお願いして待ってもらってるんだ。こういっちゃなんだけどさ、私ってみんなの行動の指針を担ってたりするんだよ。私が攻めようと言えば、兵士が動く。私が戦うことで兵たちの指揮が上がる。ははっ、今考えるとマスコットみたいだよ」

カムイ「クリムゾンさん」

クリムゾン「でもさ、リョウマはね。シュヴァリエをこの戦いに巻き込みたくないって言っていたよ。あと、カムイに戻ってきてほしいって零してた」

カムイ「……残念ですけど、そのリョウマさんの願いには答えられそうにもありません」

クリムゾン「わかってる。本当はね、カムイに会いに来なくても道は決まってたはずだったんだ。でも、心の中にさ生まれた暗夜に対する思いが、それを隠してたのかもしれない。手元を見れば、民間人が殺されているのを見てただけの私たちも、何も変わらないのにね。もしも、その気があるなら、最初から一緒に戦っていればよかったんだ。そうすれば、白夜の民間人が、無残に殺されることなんてなかった」

カムイ「そうかもしれません。でも、もうそれをどうこう言っても、解決にはなりませんよ」

クりムゾン「わかってるさ。だから、こうして話をしに来てるんだよ。ここからが本題なんだ。最後まで話は聞かないと」


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