過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
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964: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 13:15:19.90 ID:dDlOsfYO0
カザハナ「アクア様みたいにカムイ王女に危険が迫ってるかもしれないって教えてくれるような、そんな人のほうが……」

レオン「……」

カザハナ「べ、別にね。あんたのことを支えたいとかそういうことじゃないから、ただ、その、気になっただけで……」
以下略



965: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 13:17:46.84 ID:dDlOsfYO0
◇◇◇◇◇◇
―暗夜王国・北の城塞『来客室』―

クリムゾン「………」

以下略



966: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 13:23:24.18 ID:dDlOsfYO0
クリムゾン『その声、リョウマかい?』

リョウマ『ああ、なんだか気落ちしているようだったからな』

クリムゾン『はは、恥ずかしいところ見られちゃったね。こんなところに遙々来てもらってるのにさ。もう、シュヴァリエの生活も板に付いた感じじゃないか?』
以下略



967: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 13:28:32.91 ID:dDlOsfYO0
クリムゾン『あのさ……リョウマがもしも、ここを攻めてきた暗夜軍だったら、民間人たちをどうしていたと思う?』

リョウマ『抵抗する者は切り捨てるしかない。だが、力無き者や無抵抗なもの、降伏した者に刃を下ろすことはない。する必要性がないことだからな』

クリムゾン『そう。私ね、マカラスで死んだ白夜兵の数、数えたんだ。確かに少なくない数が死んだけど、遺体は30くらいしかなかったよ。全部が民間人のでも、マカラスに連れていかれた数には及んでなかった』
以下略



968: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 13:31:03.85 ID:dDlOsfYO0
―暗夜王国・クラーケンシュタイン城『マクベスの執務室』―

マクベス「おもしろくありませんね、なぜあのような小娘に正規軍の指揮など……」

マクベス「ガロン王様もどうかしている。カムイ王女はここまで奇麗に事を運んできましたが、そこがあやしいと思うべきところ」
以下略



969: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 13:32:53.39 ID:dDlOsfYO0
 残りはいつもくらいの時間になります。


970:名無しNIPPER[sage]
2015/09/30(水) 19:15:24.69 ID:CxK6IATWO
カザハナはストックホルム症候群的なものなのかな?て思った


971: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 22:37:37.13 ID:dDlOsfYO0
◆◆◆◆◆◆
―暗夜王国・北の城塞『カムイの部屋』―

 コンコン ガチャ

以下略



972: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 23:07:09.16 ID:dDlOsfYO0
クリムゾン「ああ、あんたの思っているとおりだけど、シュヴァリエ公国と白夜王国は繋がってる。共に暗夜を打倒するっていう旗の下にね」

カムイ「ということは、あの時、シュヴァリエ公国が白夜軍に占拠されたというのは……」

クリムゾン「真っ赤な嘘だ。いや、真っ白な嘘って言ったほうがいいのかな。シュヴァリエ公国は白夜軍に飲食住すべてを提供してたからね。港町ディアの攻撃は城壁に援軍を送られないための戦いだったんだよ」
以下略



973: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 23:19:26.70 ID:dDlOsfYO0
カムイ「……」

クリムゾン「今ね、シュヴァリエは弱小国として暗夜に認識されてるよ。弱い白夜軍に負けてしまう、非力な国だってね。でもそれでいいんだ、そのおかげで、城壁の防衛に私たちはつくことができたからね。今、誰もが暗夜に対して攻撃を仕掛けようとしてる。今はそういう段階なんだ」

カムイ「反乱をおこす、そう言いたいんですね」
以下略



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