過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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31: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/05(水) 12:01:57.10 ID:xZPme1KjO

窓の外を、まだまだ見覚えの濃い景色が流れていった。

父ちゃんの車に揺られて幾度も通った町並、立ち寄ったことのある店の看板。

以下略



32: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/05(水) 12:02:59.34 ID:xZPme1KjO

目指す先は父ちゃんの故郷、僕達の婆ちゃんが暮らす田舎。


『あんたもこの婆の大事な孫じゃ』
以下略



33: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/05(水) 12:03:34.12 ID:xZPme1KjO

とりあえずの目的駅には、ものの十数分で着いた。

以前に車で来た事があるから、駅前に近いところに図書館があるのは知っていた。

以下略



34: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/05(水) 12:04:23.38 ID:xZPme1KjO

「……あった!」

「うわあ…いちばん近い駅からもけっこう遠いね」

以下略



35: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/05(水) 12:05:05.72 ID:xZPme1KjO

乗る予定の夜行列車がさっきの駅に入るのは、夕方六時を過ぎた頃らしい。

本に囲まれ、その上涼しい図書館の中だ。普段なら長い時間を潰す事は難しくない。

以下略



36: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/05(水) 12:06:02.02 ID:xZPme1KjO

一時間ほどして昼を少し過ぎた頃、姉ちゃんは「ちょっと外に出よう」と言って席を立った。


「列車の中で食べようと思ったけど、夏だから悪くなっちゃいそう」
以下略



37: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/05(水) 12:06:47.72 ID:xZPme1KjO

何度もおにぎりを喉に詰まらせながら、僕は夢中でそれを口に運んだ。

なんの具も入っていないシンプルな海苔巻きおにぎりなのに、姉ちゃんが作ったものだというだけで僕にはとびっきりのご馳走だった。

以下略



38: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/05(水) 12:07:26.51 ID:xZPme1KjO
ここまで


39:名無しNIPPER[sage]
2015/08/05(水) 21:49:36.06 ID:xiKYrgJ80

明日が楽しみだ


40:名無しNIPPER[sage]
2015/08/05(水) 22:17:27.11 ID:oCEsrovAO



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