過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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45: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/06(木) 00:29:34.68 ID:FxJ+yHgFo

夜行列車は深夜まで走り、日付を超える前あたりからどこか田舎の駅に停まった。

車内の灯りは半分ほどに落とされ、乗客の多くは眠りについたようだった。


寝台列車ではなく、あくまで夜行列車。座席のリクライニング角度は浅く、決して寝やすくはない。

それでも初日の緊張と疲れを溜めていた身体は次第に睡魔に誘われていった。

せめて姉ちゃんの寝息を聞いてから意識を手放そう。

僕はそんな努力をしたと思うけど、たぶん目論見は果たせなかったと思う。


互いの肩をもたせあい、座席の上で繋いだ手は明け方に列車が動き目が覚めるまでそのままだった。

それからおよそ四時間、目的とする駅に着く頃には車内の時計は午前九時を指していた。


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