過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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47: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/06(木) 00:31:13.63 ID:FxJ+yHgFo

駅の構内にあった簡易な地図つきのパンフレットを手にとり、僕らは歩き始めた。

バスを利用しようとも考えたが、婆ちゃんの家の方面へ向かう便は13時半まで無い。

この時点で二人の所持金は三千円を切っていたから、タクシーを利用しようとも思わなかった。


「道が曲がってる事を考えたら15kmあるかないか……歩けるかな?」

「時速3kmで歩けば途中休んでも夕方には着くじゃん、いけるよ」

「お、算数できるじゃない」


何かのTV番組で『駅まで何分』という表記は一分間に80m、つまり時速4.8kmで歩くよう計算していると見た事があった。

子供の歩幅だから加減するとしても充分歩けるはず…僕はそう考えたんだ。

そして姉ちゃんもそれに異議は唱えなかった。

だけど算数ができても、いくら姉ちゃんがしっかりしていても、やっぱりそれは子供の浅知恵だった事を僕らは痛感する事になる。


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