過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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69: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 15:50:38.46 ID:VQbug354O

診療所は車で10分ほどの別の集落にあった。

姉ちゃんはすぐに診察室に入れられ、その間に僕は連絡先などを質問された。

せめてもの抵抗として自宅ではなく「桧ヶ瀬の新家の孫です」と伝えた。

でもやはり田舎だ、僕らを保護した大人達の中には父ちゃんをよく知る人もいたらしく、結局連絡は自宅に入れられてしまった。


「お父さんが電話代わるってよ」

「……出たくありません」


僕は父ちゃんと話す事は拒んだ。

計画を果たせないまま両親に咎められる事は『単にまだ何もできない子供が親に反抗しただけ』と認めさせられるような気がした。

大人に助けを求めた時点で、全ては破綻している。でもまだそう割り切る事はできなかった。


父ちゃんは僕らの事を婆ちゃんに知らせるのは控えるよう頼んだらしい。

僕が婆ちゃんに電話できないように、持っていたお金は診療所に預けさせられる事になった。

そうするように促した大人の人は「婆ちゃんに知らせたら酷く心配するだろうからな」と僕を諭し、頭をぽんぽんと叩いた。


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