過去ログ - 渋谷凛「私は――負けたくない」
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118: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:19:39.18 ID:s8phhYh5O
「それじゃあしぶりんだね! 宜しく!」

未央が右手を差し出してきたので、反射的に立ち上がって、おずおずと握り返す。

そこへ卯月も加わって、三人で手を重ね合った。
以下略



119: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:20:14.59 ID:s8phhYh5O
「……ごめんなさい」

凛が声の主の方を向いて、やや目を伏せると、社長は笑って手を軽く振った。

「いやいや、何も謝ることは無い。こないだも云った通り、無理強いするつもりはないのだから」
以下略



120:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 01:20:27.38 ID:ImCFNfnUO
昨今のぴにゃを竿約にした同人の量産には辟易する


121: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:20:42.80 ID:s8phhYh5O
勿体無いと云う評価は有難いが、それ以上に凛にはこそばゆいことがあった。

「ねえ、卯月。そろそろ気楽に話してくれないかな……学年ひとつ上なんだし、敬語じゃちょっとくすぐったい」

やや照れくさい表情で云うと、卯月は、眼を少しだけ大きくする。
以下略



122: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:21:24.56 ID:s8phhYh5O
「しぶりんは、アイドルに興味ないの?」

「うーん、正直、未知過ぎてよく判らないって云うか、おいそれと決断できる話ではないって云うか……」

未央の問いに、凛は呟くように答えた。
以下略



123:名無しNIPPER[saga sage !蒼_res]
2015/08/10(月) 01:25:36.13 ID:s8phhYh5O

ちょっと休憩します。
ここまでが、前回立てたはいいものの諸事情でエタったスレに書いてた部分です。
その節はごめんなさいorz

以下略



124:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 01:32:01.62 ID:rL8oHGBIo

期待してる


125:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 01:40:49.37 ID:0O2juDz4o

これ読んだことあると思ったらそういうことか
あれエタったのか


126:再開 ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:54:28.25 ID:s8phhYh5O


――

どうやら、社長が提案した“体験入社”は、予め考えていたものだったらしい。
以下略



127: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:55:02.28 ID:s8phhYh5O
やや大きめの通りに面した場所にあるスタジオまで、およそ10分。

そこでは、既にトレーニングスタッフが準備して待っていた。

身体を動かすとは聞かされていなかった凛たち、どのように体験するのか不思議がっていたが、
以下略



128: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2015/08/10(月) 01:55:32.28 ID:s8phhYh5O
「今日はわざわざすまんねぇ!」

三人を率いた社長がスタジオへ入るなり大きく破顔すると、
スタッフは固く握手し、「貴方のご要請とあらば他の何よりも優先して都合つけますよ」と、白い歯を見せた。

以下略



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