過去ログ - 仮面ライダー×艦これ オンドゥルこれくしょん 夏休みスペシャル 
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82: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 00:51:29.18 ID:5/KPBTer0


「吹雪ちゃん・・・、夕立ちゃん・・・!」

同じ頃、白い吐息をあげて短髪の少女が雨の中の街を走っていた。ずぶ濡れであちこちに擦り傷が見られる。だが悲しきかな、この都会で彼女を気にするものは誰ひとりいなかった。寧ろ、異物として白い目を向けていた。
以下略



83: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 00:52:38.15 ID:5/KPBTer0


少女に何かしらのっぴきならない事情があると判断した二人は、とりあえず彼女を望美の部屋に連れて行くことにした。

望美が服を着替えさせてシャワーを浴びるように言った。彼女の着ていたセーラー服は今、乾燥機の中でくるくると回転していた。
以下略



84: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 00:53:09.17 ID:5/KPBTer0


深海棲艦との決死の戦いを終えた吹雪達。彼女達を鎮守府基地内で出迎えたのは、兵士達の無機質な視線と黒い銃口だった。

「な・・・、どっ、どういうことなんですか提督!!」
以下略



85: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 00:54:23.07 ID:5/KPBTer0


「もともと我々は深海棲艦を、制海権を掌握するための生物兵器として開発していた。メズールという怪物の細胞を使ってな・・・。だが、コントロールに失敗し、一部が暴走してしまったのだ」

全員、呆然としていた。誰かを守るための、私達の戦い。それがただの尻拭いだっって言うの・・・?
以下略



86: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 01:31:59.25 ID:T6gRRquU0

「ウソ・・・、ウソですよね提督・・・?」

吹雪は呆然としたまま、突っ立っていた。

以下略



87: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 01:32:53.33 ID:T6gRRquU0


睦月は、震えながら自らの事情について、そして艦娘のこと、これまでの戦いのことについて、なんとか説明した。

「それで、気がついたら東京にたどり着いて・・・。でも、どこに行けばいいのかわからなくなって・・・」
以下略



88: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 01:34:10.60 ID:T6gRRquU0





以下略



89: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 01:34:59.10 ID:T6gRRquU0


「カテゴリーA、なぜ俺を操ろうとしない・・・?」と睦月。

『もう貴様には敗北したのだ・・・。潔く貴様に従ってやろう・・・。少なくとも、今はな・・・』
以下略



90: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 01:35:43.99 ID:T6gRRquU0


望美のマンションを出ると、道路には緑色のバイクが待っていた。レンゲルの愛車・グリーンクローバーだ。この緑色のバイクも、戦いを予期して自ら駆けつけて来たのだろう。上城睦月は愛おしそうに愛車を優しく摩った。

そして、上城睦月は両腕でXの字を作りながら顔を覆うようなポーズを取り、ベルトのバックルを引っ張った。
以下略



91: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/08/11(火) 01:36:14.79 ID:T6gRRquU0



東京湾へと走り出したレンゲル。

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