過去ログ - 【ゆるゆり】図書館にて
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61:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:04:52.81 ID:dTNveX7eo
「あ、あ〜・・・あのさ。
 胸大きいのって・・・どう?」

(何を聞いているんだ私はー!?///)

以下略



62:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:06:11.10 ID:dTNveX7eo
「櫻子さんは・・・大きい方が、嬉しいですか・・・?」

「ん・・・まぁ、そりゃあないよりは・・・」


以下略



63:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:06:51.68 ID:dTNveX7eo
「・・・櫻子さん、私・・・
 自分の胸、あまり・・・好きじゃないんです・・・」

「そ、そうなの・・・?
 (っていうかなんでこんな所に・・・)」
以下略



64:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:07:33.47 ID:dTNveX7eo
刃物で切られたような、傷。

それも一筋だけではなく、四つもの傷が、向日葵の背中に刻まれていた。


以下略



65:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:08:35.50 ID:dTNveX7eo
「私はただ、普通に暮らしていただけなんです・・・
 その人達には何もしていないのに・・・
 胸が・・・大きいっていうだけで・・・」


以下略



66:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:09:13.28 ID:dTNveX7eo
「向日葵・・・ごめん。ごめんね」

「っく・・・ぐす・・・」

「ちょっとは考えろって話だよね、本当に馬鹿だよ、私は・・・」
以下略



67:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:10:38.20 ID:dTNveX7eo
「大声を出して、すぐに警察が来てくれたので・・・
 その、そういう事はされなかったんですが・・・
 それ以来、男の人が、怖くて・・・」

「・・・それも、将来を決められない理由の一つ、なんだね」
以下略



68:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:11:29.62 ID:dTNveX7eo
向日葵の頭を撫でながら、そんな事を考えていると。


「・・・男の人がみんな、櫻子さんみたいな人だったらいいのにな・・・」

以下略



69:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:12:03.19 ID:dTNveX7eo

──
───

あの日以来。
以下略



70:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:12:48.58 ID:dTNveX7eo
「そういや、向日葵が返しに来た変な本。
 確か、一番奥の棚だったかな」


何も書かれていない頁に、一瞬だけ文字が見えたような気がした事を思い出した。
以下略



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