36: ◆i2.pJBgDO.[saga]
2015/08/14(金) 16:54:26.81 ID:9XUzSbFIo
「え?」
モモが声を上げると、猫はどこか遠くを見ながらつぶやいた。
「だっていつかはあの子たちともお別れだもの」
モモはなんだ気が早いなあとしか思わなかった。
猫の成長速度なんか知らないけれど、多分まだまだ独り立ちは先のはずだ。
「そうじゃないの」
でも猫は言った。
「今が幸せだとお別れのこともどうしても考えちゃんだよね」
そういうものだろうか。
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