過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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108:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/30(日) 23:04:27.94 ID:G+niSgN10
「あなたと同類にされるのはとても不愉快なのだけれど……」

「お前は俺のこと嫌いすぎるだろ……」

「そうね、嫌いすぎて、一周回って殺したいレベルよ」

「普通一周回ったら好きになりませんか……?」

「……ごめんなさい、悪寒が走ったわ」

「おかん?お母さんのこと?」

あほだ、あほの子がいる。

「由比ヶ浜さん、悪寒というのは君が悪い時に寒気を感じる現象のことよ。決して母親をさす

わけではないわ」

「雪ノ下、由比ヶ浜もいるんだから、難しい言葉使うなよ」

「それもそうね。ごめんなさい、由比ヶ浜さん」

「もうっ、二人ともっ!馬鹿にしすぎだからぁっ!」

「ふふ、ごめんなさいね。ところで比企谷君、具体案はあるのかしら?」

「ん、まぁな。あんまり話したいようなことじゃないが……」

−−−−−−−

「なかなか卑劣ね、流石比企谷君」

「ちょっと、ドン引きかも」

「お前ら人の意見聞いといてその反応はあんまりだろ」

「だけど、少し人手が足りないわね。まさかその役を私達三人だけでやるわけにもいかないし

……」

「その話、聞かせてもらったよ」

ドアを開けて入ってきたのは、にやにやと笑いを浮かべた葉山三浦グループだった。

「なにそれ、超面白そうなんだけど」

「三浦ぁぁっ!」

俺はその瞬間、すべての理性が吹き飛んだ。相手が女子だとかなんだとか、そんなことは一切

頭になかった。

「貴様、どの面下げてここにっ!」

三浦をつかもうとした俺の腕を、葉山が冷静に止める。

「お前が、お前が材木座をっっ!」

「比企谷、……少し黙れよ」

「葉山っ!」

「何むきになってんの、超うけるわー。きもいんですけど」

「ハハっ、ヒキタニ君それはないっしょー。ヒキタニ君だって、ライダー殺したんでしょ?仮

面ライダーシザース、だったっけ?」

「なんで、テメェがそれをっ!」

「ヒキ夫ー、あんただって一緒じゃん!あははははっ!」

「……黙りなさい。比企谷君はあなたのような人とは違うわ」

「なにが違うってーの?」

「人を殺めた理由と、それに対する覚悟よ」

「はぁ?」

「あなたが材木座君を殺した理由は、ただ単にライダーバトルで勝ち残るため。しかも、その

先に何の目的もなく、ただただ人殺しを楽しんでいる。その死を背負おうとすら思っていない。

そんなあなたが、比企谷君と同じなはずないわ」


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