過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/13(日) 22:45:03.70 ID:7YfIX9WR0
「え?なんだって?」
思わず某難聴系のセリフを口にだしてしまった。
ちなみに彼のモデルは佐村河内らしい。
「え?なんだってじゃねーよバカ」
海老名さんが発明変態少女のように帰す。
「つーか俺、文実だから」
「そ、そうだな。ヒキタニくんには文実やってもらってるし、稽古とかは出られないだろ」
ナイスフォローだ葉山、初めて役に立ったな!
「そっか……残念」
「だから他のキャストももう一回考えた方がいいと思うんだ……特に王子様とか」
それが目的か。
海老名さんは葉山の言葉を聞き終わらないうちに、黒板の文字を消して書き直した。
王子様:戸塚
ぼく:葉山
と、戸塚だとっ!?
「俺は結局出なきゃいけないんだな……」
戸塚が出るなら俺もやりたかったっ……!
俺は盛り上がるクラスのみんなをしり目に教室を去る。
「ヒッキー、部室行くの?」
由比ヶ浜に声をかけられ、少し歩調を緩めて答えた。
「ああ、委員会までまだ時間あるし、これからしばらく部活出られなさそうだからな」
「そっか、そだね……。じゃぁ、あたしも行くよ」
「仕事、いいのか?」
「忙しくなるのは、実際に動き出してからだと思うから」
そうか、と短く答え、部室までの廊下を歩いた。
「やっはろー!」
扉を開けると同時、もうすっかりおなじみになった挨拶を由比ヶ浜がすると、雪ノ下は静かに
こんにちはと返す。
これも見慣れた光景だ。
「おう」
俺もいつも通りの返事をする。
「そういや、お前も文実なんだな」
「え?そうなの?」
「ええ……」
「ならあたしもやればよかったなー」
由比ヶ浜の何気ないつぶやきに、雪ノ下は少しだけ顔を赤くする。
何あれ、あんな表情僕向けられたことないよ?どういうことなの?
ゆるゆりなの?
コホン、と一息ついて雪ノ下は言葉を紡ぐ。
「私としては、あなたがいることの方が驚きだったけどね」
「あ、だよねー。超似合わない」
「俺は完全に強制だったんだよ。……あのクソ平塚」
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