過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 12:55:08.96 ID:AuVSUEXb0
「んだ、なんかあったのか?」
問いかけると、ハッとしたような表情で雪ノ下が聞き返してきた。
「相模さんがどこにいるか知らないかしら」
言われて辺りを見回してみる。
確かに見てないな。
「エンディングセレモニーの最終打ち合わせをしないといけないのだけど……」
「ちょっと連絡してみるね」
城廻が電話をするが、どうやら反応は無いようだ。
「みんな、いる?」
城廻の声に、生徒会メンバーがどこからともなく現れる。
「相模さんを探してくれる?」
「御意」
御意って……そんな話し方する奴初めてみたな。
しかしこれはまずいな……。次の葉山達のステージが終われば過ぎにエンディングセレモニー
が始まってしまう。
もう時間はほとんど残されていない……。
雪ノ下が腕を組み、小さな唸り声をあげていると、それを見た由比ヶ浜がパタパタとやってき
た。
「どったの、ゆきのん」
「相模さんがどこにいるか、知らない?」
「さぁ、見てないけど……。いないと困るの?」
雪ノ下がうなずくと、由比ヶ浜は携帯を取り出した。
「んー。ちょっと聞いてみるね」
由比ヶ浜の人脈は広い。
もしかしたら見かけた奴がいるかもしれない。
「放送とか入れてみたらどうだ?」
「そうね」
放送室を手配してアナウンスをかけてはみたが、一向に応答は無い。
「雪ノ下さん!」
アナウンスを聞きつけたのか、火野先生がやってきた。
「相模さんは来た?」
雪ノ下は黙って首を振る。
「……そっか。こうなったら……」
火野先生は三枚のメダルを取りだした。
緑と黄緑色、昆虫系のメダルを使うガタキリバコンボだ。
「火野先生?」
「このガタキリバコンボは、分身体をたくさん作ることができる。これで一気に探せば多分」
「しかし、観客達のパニックを引き起こすかと」
「マスコットキャラみたいなことで何とかならないかな……」
「ちょっと難しいでしょうね」
「なら、ラトラーターコンボならどうかな。チーターメダルの力があれば」
「それも、多分厳しいと思います。もし人にぶつかったらしゃれにならないし……きっとない
とは思いますけど、万が一、ということもありますし……」
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