過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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199:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 12:55:36.18 ID:AuVSUEXb0
「そっか……そうだね」

「参ったわね……。このままじゃエンディングセレモニーができない」

「さがみん、いないとまずいの?」
以下略



200:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 12:56:08.33 ID:AuVSUEXb0
……あまりにもハードルが高すぎる。

「あたし、探してくるよ!」

「闇雲に探しても見つからない」
以下略



201:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 12:56:34.36 ID:AuVSUEXb0
その視線の交錯は、あまりにも冷ややかだ。

ふと、陽乃の頬が緩む。

「へぇ……、いいよ。雪乃ちゃんがわたしにお願いするなんて初めてだし。今回はそのお願い、
以下略



202:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 12:57:05.34 ID:AuVSUEXb0
その意外さに思わず尋ねてしまう。

「ふふ、面白いこと考えるねぇ。で、曲は?」

「あなたが学生時代にやった曲。今もできる?」
以下略



203:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 12:58:08.49 ID:AuVSUEXb0
「はい、わかりました」

「比企谷君、こんな言い方はあんまりよくないんだけど、信じてる」

「ヒッキー、任せたよ!」
以下略



204:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 12:59:07.49 ID:AuVSUEXb0
ならば、彼女がとるのは代替行為だ。

そこで今回の文化祭。

そしてその、文化祭実行委員長というポストは彼女の願いを満たすに足りただろうか。
以下略



205:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 12:59:44.51 ID:AuVSUEXb0
それが、いつか彼女が言っていた『成長』の正体だ。

……ふざけんな。

安易な変化を成長なんて言うな。
以下略



206:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:00:12.33 ID:AuVSUEXb0
だが、それはできない。

文実に俺しか関わっていなかったなら、俺は迷わずそうしただろう。

だがそれは、雪ノ下雪乃のやってきたことを、友のやってきたことを台無しにすることになる。
以下略



207:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:00:40.27 ID:AuVSUEXb0
そこにいた全員が首を上げた。

「本当に最低だな、お前」

上に向いていた視線が俺に集まる。
以下略



208:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:01:12.66 ID:AuVSUEXb0
「……はっ、やっぱりか」

「俺は英雄になる男だ。その世界に、お前はいらない」

そう言って葉山はくるりと踵を返す。
以下略



209:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:01:39.61 ID:AuVSUEXb0
内容は飛び、優秀賞の発表も忘れる。

雪ノ下に冷静にカンペを出され、ついに彼女は泣きだしてしまった。

その姿は他の生徒たちからは、感動の涙に見えたようだった。
以下略



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