過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 13:11:41.70 ID:AuVSUEXb0
「もう諦めろ」
「っか―。ヒキタニくんマジひどいわ―。隼人君の言うとおりひどい奴だわ―」
葉山……俺のネガティブキャンペーンをしてくれてどうもありがとう。
「でも、あれっしょ?そういうキャラなんっしょ?」
「いや、大マジだよ」
「でもさー、よくいうべ?好きの反対は無関心って」
「お前はどこのマザーテレサだよ……」
好きの反対はどう考えても嫌い、だ。
あるいは憎悪、殺意。俺が葉山や三浦、雪ノ下陽乃に抱いているような……。
「俺、結構マジなんよ……。告白の台詞とかも考えてて―……。『僕につられてみる?』とかど
う?」
「か、軽い……」
「それはあんまりだよ……」
「下の下、といったところね」
「あっ、じゃぁこれは?『お前僕と付き合うよね?答えは聞いてない!』とか」
「お前それ本気で言ってんのか?」
「絶対無理だと思う……」
「下の下ね」
「っか―、言われちゃってるー。いわれちゃってるよ俺―」
と、その時携帯のバイブ音が鳴った。
「はいもすもす。え、ガチンコ!?おっけ、すぐ行くわ!」
あわてた様子で電話を切り、荷物をまとめ出す。
「どしたの?」
「部活の先輩が来てるらしいんだわ。つーわけでごめん、じゃ、また!」
「まったく騒がしい……」
戸部がいなくなったことで、部室に静寂が訪れる。
「あっ、そうだ!」
唐突に由比ヶ浜が手を叩く。
「どうしたの?」
「修学旅行の班を一緒にすればいいんだよ!姫菜京都好きだし、見て回ってるうちにいい空気
になるかも!」
「それはなかなかいいかもしれないわね」
「一日目はクラス行動だから大丈夫だね。で、グループは多分あたしと姫菜と優美子が一緒に
なるのはほとんど決まり」
ま、そりゃそうなるよな。
「で、男子の方はヒッキーが一緒になればいいよ。そしたら二日目も一緒にいられるし」
「え……俺もう戸塚と組んでるし」
「そうね、それに戸部君達はもう四人組決まっているんじゃないの?そこにこんな男を放り込
んでも誰も幸せにならないと思うけど」
お前はいちいち俺をディスらないと発言できないの……?
「うーん、でもサポート役は二人いた方がいいと思うんだよね」
「なるほど……。まぁあの……何だったかしら、大和、君?と風見鶏の……」
「大和と大岡、な」
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