過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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228:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:12:07.18 ID:AuVSUEXb0
「そう、その二人は一緒に相談に来たくらいだし事情を話せば了解してくれそうね」

おい待て、なんで俺が関わってるのに俺抜きで話が進んでるの?

「ちょっと俺の話も……」

「じゃ、班分け男子の方はあの四人を二つに分けて、そこにヒッキーとさいちゃんを入れるっ

てことで」

……上の上ですね。

「あたし達はあと一人だね」

今は修学旅行の班決めの真っ最中である。

由比ヶ浜がそういうと、三浦が返す。

「別に三人でよくね?」

よくないから、全然よくないから。

さらっとルールを破ろうとする当たり流石は王蛇。

「おまた〜」

「あ、姫菜。四人組なんだけど……」

と、そこには海老名さんに連れられた一人の少女がいた。

「サキサキも一緒でどう?」

川崎沙希。青髪ポニーテールが特徴的だ。俺と同じであまり友達が多いタイプではない。

奉仕部ともかかわりがある人物だ。まぁその件に関しては割愛してもいいだろう。

重度のブラコンで、この弟の大志とかいうクソガキは、マイラブリーエンジェル小町に好意を

抱いているクソ野郎だ。

「あ、あたしは別に……。後、サキサキ言うな」

「川崎さんさえよければ一緒にどう?」

「まぁ、いいけど。どうせ他に組む人いないし……。笑えよ」

わ、わらえねー……。

「どうせあたしは、日向の道を歩けない」

あれー?この人こんなネガティブ思考だっけ……?

川、川……川なんとかさん。

「じゃ、決まりね!」

海老名さんが明るい声でそういった。

「う、うん……」

「あ、男子も一緒だけどいいかな?」

「男子?」

「うん、葉山君とヒキタニ君のはやはちが間近で見れるんだよ!」

「そ、それはどうでもいいけど」

「とにかくグループ決まったってことで」

こいつらと一緒に修学旅行行くの嫌だなぁ……。

いよいよ明日からは修学旅行だ。

奉仕部部室では最終確認が行われていた。

といっても、お勧めスポットを探すくらいの簡単な仕事だが。

「じゃぁ考えよう!」

由比ヶ浜がずらっと観光ガイドやら旅行雑誌やらを並べる。

「何でこんなにあんだよ……」



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