過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
2015/08/13(木) 23:34:07.62 ID:nI+I1Fa10
蝙蝠が再び現れ、彼女の背中に装着される。
そして、彼女は空高く跳びあがる。
くそ、空中戦?そんなのできね……いや、そうでもないか。
「Advent」
「ガアアアアアアァァァッッ!!」
けたたましい咆哮をあげ、ドラグレッダーが現れる。
その背中に乗り、俺も空中へと舞い上がる。
「頼むぞ!ドラグレッダー!」
龍のはきだす炎と、俺の左手から出す炎で、ナイトに遠距離攻撃を仕掛ける。
「そっちに遠距離武器がないのはわかってんだよ!」
彼女はさっきから、回避行動しかとれていない。
「蝙蝠が龍に勝てると思うなッ!」
「そっちこそ、あなたごときが私に勝てると思わないことね!」
「Final−Vent」
やべぇ、さっき見たあいつの必殺技だ。
ドリル状になって急降下する超威力の技だ。あんなもんくらってたまるかよ!
どうする?もうあいつは攻撃態勢に入っている。
俺はカードを取り出し、眺める。
これだっ!
龍のエンブレムが描かれた、他のカードとは少し仕様が違うカード。
俺はそのカードを急いでスキャンした。
「Final−Vent」
そのカードをスキャンすると、俺は自然と高くジャンプした。
そのまま、キックの体制をとる。そんな俺の後ろから、ドラグレッダーが勢いよく炎を吐
く。その炎が俺にあたったが、不思議と何の痛みも感じない。
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