過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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2015/08/15(土) 21:50:35.11 ID:SnglK6U90
「全く楽しくはないのだけれど。そう思われたことがむしろ不愉快だわ」

雪ノ下は冷たい目をしていた。

「あ、いや、なんかさ。すごく自然な感じでいいなっておもって」

「そういえば、比企谷君もF組だったね。同じクラスなのね」

「え、そうなん?」

「まさか、知らなかったの?」

雪ノ下の言葉に由比ヶ浜がピクリと反応する。

「し、知ってますよ?」

「なんで目そらしたし」

由比ヶ浜はジト目で俺を見る。

「そんなんだから、ヒッキー、友達いないんじゃないの?」

腹が立つ馬鹿にしくさった目。リア充グループの一員だろう。つまり、俺の敵だ。

「……このビッチめ」

「はあ?ビッチって何よ!私はまだ処……って、なに言わせるのよっ!」

由比ヶ浜は顔を真っ赤にして言う。

「別に恥ずかしいことではないでしょう?この年でヴァージ……」

「わー!なにいってるの、雪ノ下さん!女子力足りないんじゃない!?」

「下らない価値観だわ」

「つーか、女子力って言葉がもうビッチ臭いな」

「またビッチ呼ばわりした!ヒッキーマジキモい!」

「俺のキモさとお前がビッチであることは関係ないだろ。あと、ヒッキーって言うな」

まるで俺が引きこもりみたいじゃねーか。あ、なんだ。これ悪口だったのね。なにそれひ

どい。陰口は良くない。だから俺は。正直に言ってやるんだ。

「このビッチめ。犯すぞ」

「こんのぉっ!またいったな!ていうか犯すってなによ!最低![ピーーー]!」

「……簡単に[ピーーー]とか言うな。[ピーーー]ぞ?」

「あ、ごめん。そういうつもりじゃ……。えっ!?今言ったよ?[ピーーー]って言ったよ!?」



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