過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/08/15(土) 21:54:02.53 ID:SnglK6U90
「それで、あなたは何をしにきたの?」
「あ、うん。実はね、助けて欲しいんだ。私の占いで、ここに来たらいいって出たから」
「占い?」
「私の占いは当たるんだー」
「まあ、いいけど。で、何をすればいいの?」
「うん、あのね、クッキーを……」
言いかけて、ちらりと俺の方を見る。
ああ、俺がいたらまずいのか。
「比企谷君」
雪ノ下が顎で廊下の方を示す。
失せろという合図だ。
ま、女子同士で話した方がいいこともあるのだろう。
「ちょっとマックスコーヒー買ってくるわ」
さりげなく行動するとか俺優しすぎる。
俺が女子なら絶対惚れてるね。すると、雪ノ下も思うところがあったらしく、俺に声をか
ける。
「私はいちごミルクでいいわ」
「……黙れよ」
ナチュラルに人をパシるとか雪ノ下さん半端ねぇ。
特別棟の四階から一階までは、だらだら歩けば十分ほどはかかる。その間には彼女たちの
話も終わるだろう。
どんな人間だろうが、これが初の依頼人だ。つまり、俺と雪ノ下の初の勝負だ。ま、あい
つに死んでもらうとかは冗談だが、やるからには勝たせてもらおう。
購買の前にある怪しげな自販機には、そこいらのコンビニでは見かけられない怪しげなジ
ュースがある。限りなく何かに似たそれらは、これでなかなかうまいから侮れない。
不気味な音を立てる自販機に俺は百円玉を入れる。マックスコーヒー、……あいつの分も
買ってやるか。
三人中二人だけってのもあれだな。ボッチは俺のポジションだ。簡単に譲る気はない。
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