過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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27:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/15(土) 21:54:02.53 ID:SnglK6U90
「それで、あなたは何をしにきたの?」

「あ、うん。実はね、助けて欲しいんだ。私の占いで、ここに来たらいいって出たから」

「占い?」

「私の占いは当たるんだー」

「まあ、いいけど。で、何をすればいいの?」

「うん、あのね、クッキーを……」

言いかけて、ちらりと俺の方を見る。

ああ、俺がいたらまずいのか。

「比企谷君」

雪ノ下が顎で廊下の方を示す。

失せろという合図だ。

ま、女子同士で話した方がいいこともあるのだろう。

「ちょっとマックスコーヒー買ってくるわ」

さりげなく行動するとか俺優しすぎる。

俺が女子なら絶対惚れてるね。すると、雪ノ下も思うところがあったらしく、俺に声をか

ける。

「私はいちごミルクでいいわ」

「……黙れよ」

ナチュラルに人をパシるとか雪ノ下さん半端ねぇ。

特別棟の四階から一階までは、だらだら歩けば十分ほどはかかる。その間には彼女たちの

話も終わるだろう。

どんな人間だろうが、これが初の依頼人だ。つまり、俺と雪ノ下の初の勝負だ。ま、あい

つに死んでもらうとかは冗談だが、やるからには勝たせてもらおう。

購買の前にある怪しげな自販機には、そこいらのコンビニでは見かけられない怪しげなジ

ュースがある。限りなく何かに似たそれらは、これでなかなかうまいから侮れない。

不気味な音を立てる自販機に俺は百円玉を入れる。マックスコーヒー、……あいつの分も

買ってやるか。

三人中二人だけってのもあれだな。ボッチは俺のポジションだ。簡単に譲る気はない。




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